こんにちわ。すがわ歯科の院長の須川雄司です。先月ソムノメッドジャパンさんの睡眠時無呼吸症候群のセミナーに参加してきました。
睡眠時無呼吸症候群には
大きないびき
睡眠中の無呼吸
昼間の眠気
の症状があり上2つは寝ている本人は分かりません。
AHI(無呼吸低呼吸指数)︰睡眠1時間あたりの無呼吸・低呼吸指数の平均回数が5以上でこれに症状(眠気、疲労感、睡眠中の窒息感、頻回の、中途覚醒、起床時の爽快感の欠如、集中力の低下)を伴うものが睡眠時無呼吸症候群といいます。またいびきや無呼吸を伴う人は循環器疾患(特に高血圧や不整脈など)を合併する頻度も高いと言われていて眠気や集中力の低下だけでなく全身的な事にも寄与してる病気です。

その中でも閉塞性睡眠時無呼吸症は歯科でもマウスピースにより対応することができます。
閉塞性睡眠時無呼吸症の主な原因ですが、
上気道の形態的狭小化として、
・肥満、仰臥位、小顎、下顎後退、舌肥大、扁桃腺肥大
上気道開大筋の緊張低下として
睡眠、アルコール、睡眠薬、加齢
などが挙げられます。
そして歯科で対応しマウスピースを作成するにはお医者さんに診断してもらい依頼書をもらわないと治療が開始出来ませんし、また診断してもらう事により、歯科での対応ではなく医者での対応になる事も分かります。
いびきや無呼吸で悩まれる方がいれば歯科医院から紹介状作成し、内科さんや耳鼻科さんと連携をとることもできますので、お困りの患者さんがいれば気軽に相談してくださいね。
